平成２８年度　第４３回庭木・園芸部会例会（ご報告）
  　　今回のテーマ「当節人気の庭木・花木の種類と楽しみ方」
  　　　　　
　第43回例会は、総会もかねて去る９月２３日(金)に稲沢市の愛知県植木センターで開催しました。あいにくの
天気でしたが２２名の参加があり、センターの皆さんの協力も得て、講師の塚本忠夫先生の講話を熱心に聞き入
りました。先生がスライドやプリント(A3で11枚)や数多くの花木の実物を準備され、大変分かり易く興味深い内
容になりました。
　前半は、「チャツバキ(炉開き)が一番ですよ。庭を壊す人が増え、作る人が減ったことは寂しい」と切り出さ
れ、「今人気の庭木・花木の種類と楽しみ方」と題して、これからの緑化植物の傾向、最近注目の新しい緑化木
(つる性、低木、中木、高木）とその特性などについて具体的に学びました。参加者は緑化植物を手に取ったり、
香りを嗅いだりして話を確かめていました。
　後半は「木の特性を生かした庭木・花木の整枝・剪定」について、豊かな経験に裏付けられた内容の濃い話を
伺うことができました。剪定の心がけとして、「愛する植物に声を掛ける。話しかけながら作業を行う」 「剪
定に一芽一枝に語りかけ」などと熱く語り掛けられました。
　総会では、活動・会計報告、行事計画、役員改選などが審議され、原案通り承認されました。
　参加者は「さすが樹木医愛知県第１号の塚本先生である」、「まさに生き字引である」と話しに酔いしれ、
感謝しながら家路に就きました。







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会員の竹橋さんからお寄せいただきました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　20161008